ANA(全日本空輸株式会社)の制服が10年ぶりにリニューアルされます。いよいよ2月1日より、着用開始とあります。雰囲気も一新、新しいANAが始まります。
ANA初の海外デザイナーを採用
今回のデザインにおいて、ANA史上初の海外のデザイナーを採用しています。
ニューヨークの新進気鋭デザイナーとして注目を集めるグルン氏は洗練されたデ ザインでこれまで数々の賞を受賞し、高い評価を受けている確かな実力と能力のもち主。彼が手がける独創的で優雅な服は、ミシェル・オバマ大統領夫人、英国 キャサリン妃、レディー・ガガなど多くの一流セレブリティや一流ファッションジャーナリスト達が愛用し、現在最も注目されているデザイナー。
出典:ANA公式サイト
プラバル・グルン氏は、シンガポールで生まれ、ネパールのカスマンドで育ち、インドのデリーでファッションを学んだために、アジアのテイスト色濃く持っています。
今回の制服のデザインについてグルン氏は、ハイレベルのおもてなしを体現させたようです。
「ANAのハイレベルなおもてなしを、今回のデザインを通じて体現させたいと考えました。ANAはとても評価の高いエアラインであり、一人でも多くのお客様に世界のリーディングエアライングループとしての品質の高さを感じてほしい。」出典:ANAプレスリリース
コンセプト
挑戦「挑戦」をキーワードに、お客様に「強く生まれ変わる」「進化する」「きらめく」ANAを感じていただけるものであること安心お客様の心に寄り添い、「安心感」「信頼感」を感じていただけるものであることおもてなしお客様に「日本のホスピタリティ」を感じていただけるものであること
出典:ANA公式サイト
新制服
ブルーのラインが印象的なデザインになっていますが、世界に向けてANAのコーポレートカラーを印象付けたい狙いがあるようです。
ANAのコーポレートカラーを活用した“ブルーライン”を大胆に取り入れ、海外においても世界の人々が一目見てANAの制服であることを認知していただけるよう、新制服を設計いたしました。
ANAプレスリリース
キャビンアテンダント(CA、客室乗務員)
ライトグレーのジャケットとチャコールグレーのスカートで、優雅さと落ち着き感を醸し出して思い出に残るカラーリングスキームを作成しています。ジャケットの両袖に沿っているラインや、スカートのバックセンターのラインで「ANA」をイメージし革新とスタッフの一体感を表現しています。
地上スタッフ
一番のポイントは、地上スタッフはお客様が初めに接触するスタッフということもあり、シックで、エレガントでありながら、少しドリーミー(夢見心地)なイメージで空の旅をイメージしてもらえるように雲柄のスカーフを選んでいます。
ラウンジスタッフ
ラウンジは他のスタッフと違って、お客様が少しリラックスした空間で接するので、Not too formalフォーマル過ぎない制服を提案したいと思い、コーディネイトしました。
新制服での接客映像はこちら
新制服での映像があります。2月1日より着用されて接客されるイメージがわかります。グレーで上品で今までとイメージが違います。新しい制服のANAに搭乗するのが楽しみになります。
客室乗務員制服の変遷
9種類の制服を変遷し、今回の新制服で10種類目となります。制服ということで青系が多いです。女性のあこがれの職業の象徴としての制服でもあり、テレビドラマでも目にしたデザインもあります。
人によって、思い入れのあるデザインも異なることでしょう。
今回は、今までにないグレー色の制服。新しさを感じます。
新制服は2月1日より着用開始です。新しいANAとの出会いを期待します。
■関連サイト
全日本空輸公式サイト