都会の東京で、東京三大祭があり、昔ながらのお祭りは歴史を感じます。神田祭りと三社祭りは江戸っ子たちの神輿も威勢が良くて迫力もあり、山王祭は歴史を感じます。三大祭りを制覇して、比べてみると違いがあるかもしれません。混雑しますが、ぜひ行ってみたい夏のお祭りです。
江戸三大祭=三社祭、山王祭、深川祭
日本三大祭=祇園祭、天神祭、神田祭
神田祭り
神田祭りは、江戸の庶民から「天下祭」と称さ、江戸時代には全国的に有名な祭のひとつとして「日本三大祭り」「江戸三大祭り」の中に数えらています。今年は2年ぶりに復活。しかも今年はご遷座400年奉祝大祭として盛大に行われます。
お祭りは何日も繰り広げられています。メインは、5月9日の神幸祭で、江戸の下町を巡行するメインの神事です。5月10日は、神輿宮入でネットで生中継もあります。5月15日に、例大祭があり、神田祭りの締めくくりで神田明神で最も大切な神事となります。
見に行くとしたら、5月9日の神幸祭か5月10日の神輿入りがお祭りとしては見ごたえがあります。他の日程でもイベントが多数予定されています。
神幸祭
2015年5月9日
江戸・東京の下町を巡行し祭礼絵巻を繰り広げる神田祭のメインの神事
諫鼓山車や獅子頭山車など約500名からなる行列が、氏子108町会を巡り、神々の力によって各町会を祓い清める。約30キロメートルの長い道のりを歩き、夕方日本橋より「附け祭」の行列も加わって、1000人規模の大行列へと膨らむ、神田祭メインの神事だ。(公式サイトより)
神輿入り
大小200超えの神輿、揃いの半纏を着た氏子たちの姿。これだけの数が集まるのは神田祭だけといえる。氏子たちの熱気あふれる雄壮な神輿宮入に圧倒され。(公式HPより)
とにかくこれだけの熱気と迫力を感じる祭りはないといえます。5月9日、10日と下町を練り歩きます。一目見たい方は神輿のルートを確認して行ってください。10日へネット中継もされますので、行けない方も江戸からの祭りを見ることができます。
神田祭り神輿ルート
5月9日
16時30分〜 蛎殻町東部町会
19時〜 神田駅東地区、日本橋三地区
5月10日
9時〜 外神田地区連合
10時30分〜 日本橋一地区
10時40分〜 岩本町・東神田地区連合
12時〜 神田中央連合
12時40分〜 大手・丸の内町会、将門塚保存会大神輿
13時〜 中神田十三ヶ町連合
15時30分〜 神田駅東地区連合
16時20分〜 秋葉原東部地区連合
17時10分〜 江戸神社奉賛会(旧神田市場)
17時30分〜 日本橋四地区
5月4日~5月15日
神田明神
千代田区外神田2-16-2
JR御茶ノ水駅(聖橋口)より徒歩5分、JR秋葉原駅(電気街口)より徒歩7分
>神田祭公式サイト
>神田祭り.ch
浅草・三社祭り
浅草神社で行われる三社祭りの正式名称は「浅草神社例大祭」です。浅草で行われるお祭りは、より下町情緒があります。今年は外国人観光客も多いので、より人ごみが予想されます。
大行列
5月15日(金)午後1時 ※雨天中止
お囃子屋台・鳶頭木遣り・びんざさら舞・白鷺の舞などが行列をつくって浅草の町を歩きます。
町内神輿連合渡御
5月15日正午~
浅草氏子44ヶ町の町内神輿約100基が、浅草寺本堂裏広場から一基づつ、浅草神社でお祓いを受けた上で、各町会へ渡御します。
本社神輿各町渡御
5月17日午前8時~
メイン行事です。本社神輿各町渡御が宮出しして、各町内を渡御します。一之宮~三之宮までの各基はルートが違います。四之宮は戦災で焼失しています。
一之宮 浅草馬一~花川戸~浅草馬三~浅草象潟
二之宮 浅草二~芝崎~堤~千草~浅三東
三之宮 仲見世~雷門~駒形~寿~西浅草~浅草東
日程
2015年5月15日(金)・16日(土)・17日(日)
浅草神社
〒111-0032東京都台東区浅草2-3-1
>三社祭公式情報
山王祭
日本三大祭、江戸三大祭りの一つの山王祭です。まさに都会のど真ん中で行われます。皇居前や銀座など東京都心を300mの装束姿で祭礼行列が練り歩く姿がタイムスリップしたかのようですが、隔年実施のため今年2015年はありません。
納涼大会
6月13日(土)~15日(月) 午後6時30分~午後8時
「納涼大会」は境内に提灯が明々と照らされ、太鼓の音も楽しく開催されます。期間中夜店も出ます。
茅の輪くぐり
平成27年6月14日(日)午後3時から
「茅の輪」をくぐり、罪穢・災厄を祓い、延命長寿と無病息災を 祈ります。御初穂料は1,000円以上。
稚児行列
平成27年6月13日(土) 午後1時・2時(2回)
児童年齢:男女共3歳から6歳まで
御初穂料:お一人10,000円(含 祈祷料他・稚児装束・記念写真・おみやげ)
本格的な稚児行列が行われます。稚児の装束に身を包み、御祓いをうけ、神様のお恵みをいただきます。 お子さんの健やかな成長を願い参加するのは思い出にも残りそうです。
2015年6月7日~17日
日枝神社
〒100-0014 東京都千代田区永田町2-10-5
アクセス
地下鉄(千代田線)赤坂駅(出口2)徒歩3分、地下鉄(南北線・銀座線)溜池山王駅(出口7)徒歩3分、地下鉄(千代田線)国会議事堂前駅(出口5)徒歩5分
>山王祭 公式サイト